2008年02月25日

映画69 『エディット・ピアフ 〜愛の賛歌〜LA VIE EN ROSE』V

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2008年2月24日フランスの伝説的なシャンソン歌手エディット・ピアフ(Edith Piaf)を
演じたマリオン・コティヤール(Marion Cotillard)が見事、第80回アカデミー賞
(80th Academy Awards)主演女優賞を受賞しました。
実際本命と言われていました。やはりマリオン・コティヤールが受賞しました。
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2008年02月21日

時々聴いている音楽17 元ちとせ『ワダツミの木』

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元ちとせが歌う、この『ワダツミの木』を
初めて聴いたのはいつだったか思い出せない。
多分、2002年の暮れの頃だったと思う。
彼女の発声と声質が実に独特であり、
またメロディも耳慣れない感じで、新鮮に感じ、
またインパクトがあった。
透明感がある声、透き通る様な声・・・。
何度聴いても何度聴いても決して飽きない曲である。
本土の人間には決して歌う事が出来ない、
真似が出来ない歌い方だと思う。

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映画69 『エディット・ピアフ 〜愛の賛歌〜LA VIE EN ROSE』U

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以前、本ブログで紹介した、
『エディット・ピアフ 〜愛の賛歌〜LA VIE EN ROSE』を感想を書く。
とても良い映画だと思うし、感動もしたが、
晩年のピアフが悲惨過ぎて、何度も見る気にはなれない作品だ。
晩年のピアフは正にボロボロだ。
ピアフが悲惨で見るに耐えなかったが、
それは事実であるし、そこを美化する事は出来ない。
映画の出来は良く、フランス女優のマリオン・コティヤールの
迫真の演技は素晴らしい。
ここまでピアフを演じ切るとは驚嘆する。
また戦前のパリが見事に再現され、時代考証もしっかりしている。
期待して見たのだが、期待裏切る事は全く無かった。
140分と長い映画であるが、そんな長時間を感じさせる事は無く、
退屈しなかった。
私は既にマルセルが飛行機事故で死んだという事実を知っている。
それなのに、映画の中で、マルセルが飛行機で乗って、
ピアフに会いに来る場面がある・・・。
え!何故?・・・と思ったが、この映画にそんなトリックが
有るなんて、まさか予想していなかった。これは見事な攻撃だ。
これにはヤラレタ・・・。
またマルセルに贈るはずだった、カルティエの時計が気になった。
あの時計は、どこにいったのか?
それとも最初から買っていなかったのか?
まあ、映画だから、そもそも事実では無いかも知れないし、
答えが無いかも知れないが、気になったエピソードである。
あと、少女時代のピアフが国家を歌う場面が良かった。
あの歌声もピアフに負けずに良いと思う。
壮絶な人生を送った、ピアフの歌は、時代、国を超えて、
永遠に人々に愛され、賞賛されるだろう。
ピアフは私の大好きなシャンソン歌手である。
これからも私はピアフの歌を聴き続ける・・・。

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2008年02月16日

エロチカ 『綺談珍聞大集成中巻』 238冊目

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今回紹介するのは、梅原北明編著
『明治大正綺談珍聞大集成中巻』 である。
私が架蔵しているのは、文藝市場社より
昭和四年五月五日に刊行された、第二版(三百部)である。
本書は明治〜大正期の新聞記事から珍しい記事を抜粋したもの。
様々な珍聞が掲載されている。(勿論性に関した記事も多数有り)
本書は、見かける事は少なく、また状態が良いものは稀。
黒布装小口及び天金。
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2008年02月09日

映画79 『ブラックブック(Zwartboek)』(2006)

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今回は、映画『ブラックブック(Zwartboek)』を紹介。
原題はZwartboek.
144分。制作国オランダ・ドイツ・イギリス・ベルギー。
ポール・バンホーベン監督による、
ナチス占領下のオランダを舞台にした映画。
オランダを舞台にした映画はなかなか見る機会は、
無い為に新鮮に感じた。
以前、NHKの「映像の世紀」で、第二次大戦終結後、
のパリの映像を見た。
その中に、(ナチス占領下)ナチスと親交を持った女達が
パリの人々にリンチにされる映像があった。
この映画にも、それと同様の場面がある。
ナチスが占領した地域では、
どこでも同じ光景が繰り広げられたに違いない。
しかし、生きていく為には仕方が無かったのだろう。
そのまま飢えるか、或いは敵に加担(或いは利用)し、
人並みな生活を送るか・・・。
この映画は実話を元にしたそうである。
ここに戦争の現実がある。

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2008年02月02日

洋古書 アラステア挿絵 『サロメ』(1922)237冊目

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今回はオスカー・ワイルド著アラステア挿絵『サロメ』を紹介する。
Paris, Les Editions G. Cres et Cieから1922年刊行。
(1922年が刊行初年)
背モロッコ革装。duodecimo.天金。極美本。
(遅くとも1930年代までに装丁されたと思われる)
装飾紙とモロッコ革が見事な調和を見せている。
背の部分がデコ調で美しい。
洋書には珍しい事に、本書には栞(Signet)が付属している。
装丁を依頼する場合、栞までは頼まない事が多い為、
栞まで付属している、洋古書を見る事はそうは多くない。
写真では判りにくいが、本書に付属している栞は、
赤色のグラディーションになっている。
(フランス古書においては、様々な色合いの栞を見る事が有る)

パリ滞在中に、『サロメ』はフランス語で書かれたが、
(ワイルドはフランス語が母国語では無い為に)
比較的簡単な、フランス語で書かれている。
フランス語を学ぶ為のテキストとして使用される事は無いが、
フランス語の初心者であっても、読みこなす事は充分可能である。

『サロメ』は、ビアズリーによる挿絵が(有名過ぎる程に)有名であるが、
このアラステアの挿絵の方が私は好きである。
アラステアは多くの挿絵を描いたが、このサロメが一番有名だろう。
それにしても、極めて独特な画風である。
アラステアの挿絵はとても現代的であり、
斬新であり、古さは全く感じられない。
アラステア(Baron Hans Henning von Voigt1887-1969)という人物に
私はとても興味を持った。きっとセンスが良い人物だったのだろう。
TVや雑誌等もビアズリーばかりを取り上げるが、
アラステアも取り上げて欲しいものだ。
(しかし期待するだけ徒労かも知れない)

アラステアのサロメ(或いはビアズリーのサロメ)は怖すぎる。
美しいとはとても思えないし、そこまで男を虜にしそうにもない。
虫も殺せそうにも無い、純真かつ健気で、美しく可愛らしい娘に
描いた方が(より一層残酷さ、無残さを引き立ち)凄みが増すだろう。
アラステアは1920年代に描かれた、退廃的な絵という事で、
これを高く評価したい。
オシャレで洗練されており、現代に通じる絵柄である。

アラステアの挿絵もインパクトがあるが、
この物語自体も大変インパクトがある。
特にラストシーンは圧巻である。
福田恒存訳『サロメ』(岩波文庫)から抜粋。

サロメの声
「あゝ!あたしはたうとうお前の口に*口づけしたよ、
ヨカナーン、お前の口に口づけしたよ。
お前の唇はにがい味がする。
血の味なのかい、これは?・・・・・・
いゝえ、さうではなうて、たぶんそれは恋の味なのだよ。(略)」

うーん、翻訳だから、そう思えるのかも知れないが、
もっと可愛いらしくあって欲しい。
この翻訳を読むと蓮っ葉なイメージしか浮かんでこない。
私にとって、サロメのイメージは、可愛い、美しい、
だから男を虜にする・・・。

日本語は人物の言葉使いで、どんな人物なのかを有る程度、
推測出来る様になっている。
小説等では、人物を表す記号(役割語)になっている。


〜じゃ=老人
(語尾に)〜わ=女。
アタイ=蓮っ葉、不良娘。
〜しただ。(オラはそこでUFOを見た等・・・)=田舎者。
他に、TV等で見るオカマキャラは、大抵は女言葉を使う・・・。
この様に、日本語では(人物を推測出来る)
或いは表す様になっているが、外国ではどうなのだろうか?
(やはり使用する言葉の選択や発音なのだろうか?)
英語圏では?
フランス語圏では?
ドイツ語圏では?
これはいつも疑問に思う事である。
これは日本語だけの特徴なのであろうか。

近年、退廃的図柄は食傷気味である。
退廃よりも男の五感をモロに刺激する様なエロスを好む。
一言で言えば、肉感であり、豊満である。

*キスは情交よりも甘美かも知れない。
いや、きっとそうに違いない。

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[種類] 文庫
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