2009年02月14日

懐かしいCM 『サントリーウイスキー ローヤル』(1982)

suntrycm001.JPG

CMというのは時代を映す鏡で、その時代を象徴するものである。
今回は懐かしい傑作CMを紹介。
1982年に放映されていた、
サントリー・ウイスキー・ローヤルのCMである。
CMタイトル 「サントリー・ウイスキー・ローヤル・ランボオ」篇
(Suntory Whisky Royal CM -Arthur Rimbaud-1982)
撮影地 アメリカ・デスバレー
使用曲 QUEEN OF SWORDS(剣と女王)

その詩人は底知れぬ渇きを抱えて放浪を繰り返した。
限りない無邪気さから生まれた詩。
世界中の詩人達が青ざめたその頃、彼は砂漠の商人。
詩なんかよりうまい酒をなどとおっしゃる。
永遠の詩人ランボオ。
あんな男、ちょっといない。

放送当時から、とても巧く出来たCMだなと思った。
物語性もあり、音楽もカメラワークもとても良い。
全く無駄というものが無く、完璧である。
昔はこの様な傑作CMが作られていた。
CMに対し、才能を、創造性(想像)を惜しみなく使い、
丁寧に作品として愛情を込めて作られていた。
今日の日本では、この様な印象に残るCMは無くなってしまった。
最近、酷いと思ったCMは、パチンコでも保険のCMではなく、
携帯電話のCMである。
犬がお父さんなのか?
それで面白いつもりなのか?
うまく捻ったつもりなのか?
ウケルと思ったのか?
(吉田戦車、うすた京介によく見られる様に)
そんな設定は、遅くとも20年前のセンスである。
21世紀も大分経つというのに、
そんな陳腐でありがちな安い設定のCMには(勿論悪い意味で)驚く。
もはや失笑すら出来ない。
posted by zola at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 懐かしいTV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする