2009年08月29日

「ふくよかな方、ビックマックでもお食べになられてはいかがかしら?」

090829mac.JPG

日本マクドナルドは27日、通常、地域別で290〜320円で
販売している「ビッグマック」を、28日〜9月3日の7日間限定で、
200円に値引き販売すると発表した。
ビッグマックは昭和46年の創業以来、不動の人気を誇る定番商品。
期間限定ながら、人気ハンバーガーの値下げで集客アップを狙う。
(8月27日17時32分配信 産経新聞)

つーわけで、早速マクドナルドでビックマックを買ってきましたYO
つーかアレだ、ビックマックを注文していた奴は俺以外に一人なわけだが。
ヤレヤレだぜ!この28日〜9月3日の間にビックマック以外を注文する奴は素人!
通はビックマックのみの注文だぜ!
俺の接客をしたバイトの女の子は俺が「ビックマック!!!」と言った途端、
「何!!ビックマックだと!コヤツはデキル!侮れん!」みたいな表情をしたのを
俺は見逃さなかったわけだが。

美容院でも「お客さん、やっぱ通つーのはこの28日〜9月3日の間は
ビックマックだけの注文すよね?」と言われまくりなわけだが。
情強のナウいヤングはビックマックのみの注文でフィーバーフィーバーだぜ!
セットなんか頼んだらナウい女の子にモテないゾ!
前回のビックマックセール中にビックマックのみの注文の情強のナウいヤングは
女の子にモテモテで、結婚しまくりで、今では孫まで出来ているつー話だ。
こりゃ少子化対策にはうってつけかも・・・。

早速食べてみたら、やっぱ(゜д゜)ウマー
ビックマック美味すぎワロタ(^з^)
これほど美味いものはあるのかつー感想でしたYO
サイコーでしたYO
どんだけ(゜д゜)ウマーすぎるんだYO
posted by zola at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月21日

『ソマリア過激武装勢力、キリスト者子息2人の首はねる 』

001a.JPG

【CJC=東京】ソマリアの過激武装勢力『アルシャハーブ』が
子ども2人の首をはねた。
同国キリスト教指導者に関する情報提供を拒否したキリスト者
ムサ・モハンメド・ユスフ氏(55)の子息。
米宣教専門コンパス通信が7月1日報じた。
ユスフ氏は現在も拘束中という。
子息フセイン・ムサ・ユスフ(12)、アブディ・ラーマン・ムサ・ユスフ(11)、
アブドゥラヒ・ムサ・ユスフ(7)の3人は2月21日、
アルシャハブがソマリアのキズマヨ郊外のヨンデイ村の自宅を
襲撃した際に拉致された。年長の2人はすぐに首をはねられ、
年下のアブドゥラヒさんは事態を知らせるためか釈放された。
(2009年07月06日 クリスチャントゥデイの記事から抜粋)

先日、この出来事が起こったが、続報は見当たらない。
ソマリアの過激武装勢力『アルシャハーブ』は
ソマリアで最も有力なイスラーム勢力と言われている。
彼らにも家族があり、当然妻や子供が居る。
彼らの子供はハーバード大やケンブリッジ大に進学し、
合法の稼業につく可能性は高いとは言えない。
子供の頃から彼らの生きる道は、
ほぼ既に決まっていると言っても過言でない。
彼らは子供の時からak47やRPGが身近にあり、
いつも目にしているはずだ。
勿論、死体なども見慣れているはずだし、人の命の重みは
(先進国諸国とは違って)羽のように軽い。
映画「ブラックホーク・ダウン」を見て、判るように、
ソマリアは、よそ者にとっては居心地が良い場所とは決して言えない。

ウィキペディアによれば、ソマリア暫定連邦政府とそれを支援するエチオピア、
アメリカ合衆国、アフリカ連合などと対立しており、
ソマリア南部の都市キスマヨを支配するヒズブル・イスラーム (en)、
アルカイダ、エリトリアなどと交流があるとされている。
彼らの法は厳格であり、イスラム教に基づいた法体制を行なっており、
石打、鞭打ちや手足の切断や今回の様に、敵の異教徒には
首切りが行なわれている。イスラム教以外の者は、
すべて異教徒であり、敵である。イスラム教の過激武装勢力は
子供にまで首切りを行なわせている。
(私が見たのは12歳位の男の子が成人の男の首を切ったビデオであった)
何故、大刀ではなく、わざわざ小型のナイフを使うのかはわからない。
わざと相手に苦しみを与えるためかも知れない。
敵には出来るだけ苦痛を与えるという考えかも知れない。
以前、日本人の青年が同じ様に*斬首された事件があった。
あの時、いろんな憶測が流れた。
日本人の優しさと無知で人道的に考える者が多いように感じた。
「何か朦朧としてように見えるので、薬物でも与えられているとか・・・」
出来るだけ苦痛なく殺されていったと考えたいのだろう。
しかし、あの日本の青年や同じ様に拘束され、殺されていった人々、
誰もが医学的な処置、苦痛を軽減させるような、
あらゆる処置は一切されていないと思う。
何故ならば、それでは刑罰にも見せしめにもならないからだ。
敵に対し、慈悲や優しさは無く、人道的な処置は一切為されない。
彼らにも当然慈悲や優しさや同情や哀れみの感情は有る。
しかしそれらは同類にだけに与えられる。
苦痛を軽減させるような行動は仲間や同じイスラム教徒や
同士だけに与えられるべきものであって、敵に対しては、
用いられることは考えられない。苦痛を軽減させる薬物などは
当然コストがかかるし、流通経路の問題もある。
そんなコストと手間暇をかけることは絶対敵にはしないだろう。
彼らはそういった人道的な考えは、まず考えたことすら無いだろう。
大刀で、一瞬で切断するのではなく、敵の首に小さなナイフを入れて、
少しづつ切っていく。それも首の後ろからではなく、
苦痛がより大きいと思われる、喉から切っていくのは、出来るだけ、
最大限に、敵に対し、苦痛を与えるためである。
先進国の現在の死刑制度は死が刑罰であって、死への過程にある、
苦痛そのものは刑罰とはみなされない傾向にあり、
出来るだけ人道的に苦しみを必要以上に与えないで
死に至らしめるというのが通常である。
しかし、それはイスラム教の過激武装勢力には当てはまらない。

先月の7月に、ウイグル自治区の暴動に関し、
アルジェリアのアルカイダ系組織が中国人への報復を宣言したという
ニュースが流れたが、今のところ、やはり何もないようだ。
まあ、どっちもどっちだ。アルジェリアのアルカイダ系組織は声明を
出してはみたものの、相手が一筋縄ではいかないし、また相手も巨大である。
アルカイダ系組織は世界中にあるが、中国人もまた世界中にいる。
とても引くようなタマでもないし、遠慮や謝罪したり、譲渡するようなタマでもない。
喧嘩の相手としては出来るだけ関わらない方が良い相手である。
アルカイダ系組織もなかなか手が出せない相手だろう。
まあ出来なくてもアリバイ的に声明は出しておくということもあるだろうし。

*ネットで斬首の話題が出る時、必ず出る論争がある。
「首を切ったら意識が有るのか無いのか?」
結論から言えば、頸動脈が切断された時点で大量の血液が流出、
血圧が低下し、目の前が暗くなり、そのまま意識を失い、
死亡に至るで、意識はないと思う。
しかし、この場合はすみやかに切断された場合のことで、
なかなか切断されない場合は、ある程度に時点までなら
明瞭な意識が有ると考えられる。
人体で一番酸素を使うのは脳であり、血圧の低下、
大量の出血により、酸素が脳に充分に達しなければ、
まず視覚、それに聴覚が失われ、意識が失われる。
例えどんな人間でも意識を保つことが不可能であると思う。
私は今まで何度も急な血圧低下による「立ちくらみ」を経験している。
あれは経験していないと判らないと思うが、目の前が暗くなってくる。
暗いというよりも白黒というか、灰色っぽく感じる。(否カラー)
視覚のみならず聴覚も失われる。
最近の経験では、親知らずを抜いた際の出血で、立ちくらみを経験した。
「立ちくらみじゃ違うだろ」と思うかも知れないが、プロセスや原理は全く同じ。
意識が有る証拠として身体が動いたと言う人がいるが、
それはただの痙攣に過ぎない。
何にせよ、殺人で事故であれ、予期せぬ出来事で死に至る場合がある。
今日事故で死んだ人もまさか昨日の時点では死ぬとは思わないはず。
今日という日は二度と来ない。日々日々我々は死にゆっくりと向かっている。
その日一日を出来るだけ大事に生きていこうと思う。
これは或る程度年齢を重ねないと実感できない感情である。
今、思わなくても年をとれば自然とそうなっていく。
posted by zola at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月19日

最近聴いているラップ 『Keny Arkana-La Rage-』

kenyArkana010.JPG

最近はフランスのマルセイユの女性ラッパー
『Keny Arkana(ケニー・アルカナ)』を聞いている。
早くて聴きやすい曲だ。思わず踊りたくなる曲だ。
彼女には才能がある。
生粋のフランス人は余り聴きたがらない歌だ。
我々日本人が聴く日本語のように、
直接脳内に入ってくるからだ。
日本人が聴いても、直接的には入ってこない。
merdeと言っても、それはメルドとしか聴こえないからだ。
外国人にとって、糞という言葉は、
kusoという音でしか聴こえないと同様。
シャンソンをフランスの歌とするならば、
フランスでのラップは移民の若者達の物だ。
日本にも音楽をやっている奴がいるが、その大部分が、
愛だの恋だのさえずって、今でも爺の猿真似で、
亜無亜危異の頃と全く進歩がない。
暴動も起きないし、官僚と政治家に飼いならされた
日本国民にはそういった歌しか需要も興味も無いだろうし、
お似合いかも知れない。
(まあ泥酔して記者会見をしたりする政治家や
覆面を被って公務を行なうレスラー議員や
TVに出るのが忙しい、お笑い芸人の知事等に票を投じる国民だもんな)
日本の歌うたいは、いつになったら、中学生レベルの
片言の英語のフレーズを曲に入れるのを辞めるのだろう。

La Rage - Keny Arkana - French Rap (English subtitles)
http://www.youtube.com/watch?v=z8txhtB2e5M#
『Keny Arkana』の「La Rage」はyoutubeで相当な数が聴かれている。
私が最初に見た時には38万台であったのが、既に42万回以上に達している。
この「La Rage」はbanlieuesで起き、フランス全土に広がった、
若い移民を中心とした暴動を指している。
日本では、そんなフランスの暴動ニュースは金儲けにならないし、
国民も関心が無く、メリットもニーズも別にないので、マスコミには黙殺された。
(*"アメリカの犬の日本"の無知なマスコミにはフランスのニュースは重要ではない)
マルセイユは特にアフリカからの移民が多い。
あそこはフランスというよりも「アフリカや海外県の出張所」という雰囲気だ。
日本には、本当の意味でのロックもラップも存在しない。
中二病のバカな餓鬼を騙し、格好の金儲けの手段になっている。
何千万も何億も稼ぎ、運転手付きのリムジンに乗って
バカな信者の餓鬼から、なけなしの小遣いを奪う。
ロックな輩は”(自称)反体制”=「反体制の名の体制」を
きどってはいるが、自分を金儲けさせてくれる、
あまっちょろい日本の体制や資本主義に逆に感謝すべきだ。
日本には外国のように本当の意味でストーリートで生まれた
若者の文化というものは存在しない。
すべてマスコミや金持ちの餓鬼が(計算づくで)作り上げたものだ。
そんな文化を受容するのは、勿論下層の餓鬼ではない。
(古くはみゆき族や太陽族等が例として挙げられるが彼らは決して下層ではない)
日本国民は世界で最も踊らせやすい国民だろう。

移民を導入するべきなどという滑稽な言動の政治家や
経済人や評論家がいる。(まあ大人の事情だな)
まあ政治家というものは**私利私欲を肥やす為になるもので、
決して国民の為ではない。
自分だけが儲かるので、そんな言動なのだろう。
政治家という職業は如何にして、他の政治家よりも
自分の私腹私欲だけを肥やせるか競うゲームみたいなもんだ。
そんなボディガードもいる奴らには、関係ないだろうが、
外国人移民をこれ以上増やせば、今よりも確実に失業率や
犯罪率は増加し、治安は悪くなる。
外国人による、レイプや窃盗や強盗や殺人や
凶悪犯罪はもっと増えることは間違いない。
移民を導入して成功した国家は世界どこにもない。
移民を導入した結果、失敗した国家しかない。
""結局は祖国で食い詰めた人間が来るのだから""
移民を推進する輩は自国民のことなんかどうでもいいこと。
関心があるのは、自分の金儲けや利権だけ。
ただ甘い言葉で移民を導入する為にもっともらしい口実を言うだけのこと。
(法案を作る側なら自分には決してデメリットにならないように作るもの)
特に注意を要するには、中国からの移民だ。
中国人は日本や日本人に対して何も良いことは一切しない。

*原爆を落とされても、非軍人の一般市民が大量虐殺されても
占領軍に自国民の女をレイプされても、アメリカのお財布的な存在になっても、
未だにアメリカやオバマを賞賛し、英語を礼賛をする。

**その証拠に完全無給、交通費無し、経費一切自弁、
いかなる補助も免除も無し、メリット一切無し、
年金や保険も無し、保護も権利も無し、名誉も地位も無しで、
政治家になろうというものは誰もいないはずだ。
(その点では、共産革命運動と似ている。共産革命者も
今度は自分が王様(権力者)になりたいが為に運動をしている)
自分や自分の血縁や自分の人脈の為だけの法案を通し、
既得権を得、私利私欲の為に政治を行うには自明である。
まあ本音はそうだが、国民に馬鹿正直にはそんなことを
言えるわけがないので、国民をまるめこむ為に、
もっとらしい口実を言うだけのことだ。
国民は何度も騙されているが、今年の新型インフルエンザの件を
みてもわかる様に、熱しやすく冷めやすい国民なので、
面白いように何度でも騙される。(ここまで騙されまくると最早コントだな)
他国では、ここまで政治家に都合よくはいかないだろう。
まるで日本国民は政治家を肥えさせる鵜の様だ。
日本の政治家は「税収」という無限に金のなる木を古来から持っている。
生かさず殺さず、胡麻の油と百姓は、絞れば絞るほど出るものなり。
百姓は、死なないように貯めないように。
posted by zola at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月17日

『よみがえる100年前の世界 カーンが見たニッポン』

Kahnjapan010.JPG

8月17日(月) 0:55〜1:45 イギリスBBC制作。
フランスのパリにある、アルベール・カーン博物館に
残された貴重な映像資料をもとに、
20世紀初頭の世界を振り返る。
フランスの大富豪、アルベール・カーンは20世紀初め、
世界を写真と映像で記録する「地球映像資料館」を作るため、
私財を投じて世界中にカメラマンを派遣した。
番組ではカーンが特に愛着を抱いていた日本に焦点をあてる。
「地球映像資料館」のプロジェクトでは20年ほどの間に
3回にわたって日本で撮影を行った。
初回の1908年にはカーン自らがカメラマンを伴って
撮影旅行をしている。最新のカラー写真技術、「オートクローム」など
を使って近代化が進みつつある東京の街や日光東照宮、
またカーンと親交があった高橋是清や本野一郎、大隈重信と
いった著名人の姿も写真におさめている。
庶民の暮らしぶりにも興味を持っていたカーンは、
カメラマン達に農村の人々の暮らしぶりや当時の主要産業だった
絹の製造過程を丹念に記録させた。
また、能や歌舞伎、芸者など伝統芸能の貴重な映像や
カラー写真も残している。
皇族とも親交があったカーンは北白川宮家の内部や
子ども達が遊ぶ様子、また大正天皇の大喪の礼の準備の様子など
数々の貴重な映像資料を集めることに成功する。
世界平和を願ってこのプロジェクトを始めたカーンだったが、
その願いもむなしく第二次世界大戦が始まり、祖国フランスは
カーンが賞賛してやまなかった日本と敵対関係になる。
1940年にカーンは亡くなったが、
彼が残した過ぎし日の美しい日本の姿は今も、人の心を打つ。
(紹介文より抜粋)

8月17日にNHKで『よみがえる100年前の世界 カーンが見たニッポン』
を放映していたので見た。
今回も誠に有意義な時間を過ごすことが出来たように思う。
印象に残ったのは、皇族北白川の娘達の写真で、とても綺麗であった。
舞子丼はこの番組で初めて知った。どうやら泥鰌丼のことのようだ。
芸者研究家なんていうのもやはり芸者好きが多い外国にはいるんだな。
アルベール・カーンはコレットの写真も撮っているようだ。
犬を抱いた姿は本当にマダムに見える。
これこそ有閑マダムのイメージそのものである。

Japan in Colour - The Wonderful World of Albert Kahn
http://www.woopie.jp/video/watchframe/f9a1389fa0fe517d
(このサイトで5分だけ番組を見ることが出来る)

TBSなどの民放が放映している、ドキュメントと自称している番組が
やはり勘違いで、またズレすぎている。
ここまで無駄に乖離するには(勿論良い意味ではない)才能だろう。
フィクションではないものは、ドキュメントに分類はされなくも無いだろうが、
世界の情勢や社会情勢に無関係な、
一芸能人の私生活などは正統派なドキュメントとは言いがたい。
せせこましいドキュメントもどきではなく、
近代の歴史や科学或いは現代社会の情勢に焦点を当てたような
”良質のドキュメント”だけを求めたいと思う。
まあ人は様々なので、芸能人のことが気になって夜も眠れないとか、
芸能人命とか自分の人生よりも芸能人の人生が大事とかの、
芸能人が大好きの方は、そんな内容でも別に良いだろうが、
この世界を生きる、考える上で重要なもの、大切なものは、
他にもあるのではないだろうか。
(マスコミと芸能人&芸能事務所はナアナアの仲、持ちつもたれつの仲、
共生の関係であって、そこには大人の事情って言うものがあるんだろう)
posted by zola at 19:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月16日

映画 『父親たちの星条旗/硫黄島からの手紙』

IwoJima010.JPG

フジTVで、8月14日には「父親たちの星条旗」
8月15日には「硫黄島からの手紙」が放映された。
両作とも監督はクリント・イーストウッド。
「父親たちの星条旗」は余り日本人にはピンとこない話で、
硫黄島に立てられた星条旗にまつわる話であり、
アメリカ万歳的な映画になっている。
「硫黄島からの手紙」については、
日本人的にはちょっと違うなみたいな違和感を感じたし、
いかにも作ったエピソードもあったが、
”あのアメリカ映画にしては”「本物の日本人も参加」しているせいか、
まあ及第点というべきか。
指揮官の栗林忠道は駐米した経験があるせいか、
旧来の作戦を否定し、極めて合理的な作戦を立て、
長期の抗戦を成功させた功績は大変大きく、
今でも評価され続けている。
敵アメリカを知らずして、作戦を立てるのは愚挙であり、
無謀である。指揮官たるもの、敵を知ってこそ、
効果的な作戦を立案出来るものだと思う。
(出来れば道具として敵性言語の英語も使用できれば尚良し)
敵国アメリカは、汝の敵を知れとばかり、敵国日本の研究をし、
従軍する兵士にも敵国日本、日本人の考えや行動や習慣などを
事細かに教えていた、現に教育教材のフィルムも存在している。
伊藤海軍大尉役の中村獅童は実に憎たらしくも狡猾な、
嫌らしい役で、彼には適役であった。
戦時に彼のような横暴な上官が居れば、後ろから撃たれる場合もあったと聞く。
その為、戦場では、弾は前から来るとは限らないと言われ、
横暴な兵士と言えども、若干は大人しくなったとも言われる。
極限状態の過酷な戦場では、いくら上官であっても
あそこまで無謀な命令を下せば、弾はいつ後ろから飛んでくるかも判らない。
また映画ではバロン西役の伊原剛志も実に良い役柄であった。
西郷昇陸軍一等兵役の二宮和也もひょうひょうとした演技で
彼には適任であったと思う。
しかし、映画の最後で、彼が捕虜になるシーンはまずありえないだろう。
シャベル(武器になりゆる)を持っている時点で射殺されるはずだ。
劇中にもあったが、捕虜は余裕がある時だけであって、
米兵が余裕が無く、殺気立っている場合などは
投降したとしたとしても、射殺された。
運が良ければ、捕虜になれるが、運が悪ければ、
さっさと射殺されずに、なぶり殺しにされる。

硫黄島もそうだが、南洋や沖縄で米軍は、
火炎放射器を効果的に使用している。
極めて非人道的な兵器だ。
いや兵器であるので、非人道的なのは当然だ。
死が大抵一瞬で訪れる他の兵器とは違い、
一秒が永遠に感じられるほどの激痛を感じたまま、
一瞬では死ねないのは火炎放射器による、焼死だろう。
(ナパームはゲル状で皮膚にへばりつき燃焼し続ける)
嫌な死に方だと思う。誰もが火傷を経験していると思うが、
ちょっとした火傷でさえも、傷はズキズキと痛むほどなのだから、
それを考えてみれば、相当酷い殺し方だろう。
アメリカが撮影した戦争の写真で、特に印象に残ったのは、
ソロモン諸島での一枚の写真であった。
ナパームか火炎放射器で殺された日本兵の首である。
まるで米軍が見せしめに日本兵の首を切断し、
それを戦車に吊るしているように見える。
米兵はお土産に日本兵の頭蓋骨や金歯や耳等を持ち帰ったという話もある。
(*写真参照)
少なくとも、米兵は、日本国旗や軍刀、銃剣や写真や手紙など、
日本兵の遺品を戦利品として、故郷へ持ち帰っていることは事実だ。
硫黄島においても、米兵は日本兵の頭蓋骨を戦利品として
持ち帰ったという話もある。
こういう事は、現代の日本では、大人の事情で、放映出来ない事実だろう。
日本にとって、アメリカは世界一素晴らしい国で、世界の憧れで、
世界の模範的な存在で、差別無き国家で、いつでも正しい正義の国で、
世界一人道的で、日本の兄貴的な存在で、頼もしく、頼りになり、
信頼出来て、優しくて、陽気で、寛大で、日本の永遠の**お友達なのだから。
少なくても今のマスコミはそのような報道姿勢をとっている。
(戦時中のマスコミの報道姿勢は鬼畜米英であったが)

*新聞記事の内容。
愀々たる鬼気は肌に粟を生ぜしめる。
もはやこれは人の世のものでは断じてない、同胞よ、その眼をそむけてはいけない。
皿のような両眼をむいてこの写真をにらみつけよう------
いま心ある敵国人をも含めて天道人倫のために世界中の人々を憤慨させている
写真こそ実にこれである。米鬼の本性を自らの手であますところなく全世界に
広告したこれが"髑髏と少女"の写真なのである。
我国にも良く知られるアメリカ雑誌ライフの5月号がこの怪写真を掲載した。
いち早く同誌を手に入れたドイツ外務省によって動かぬ証拠と新聞記者会見に
掲示されたが、10日午後2時半、そのベルリンからはじめて電送によって
日本へ届けられたのだ。ライフの説明に曰く----
『これは日本兵のドクロを米国兵が記念品としてこの少女に贈ってきたものだ。
彼女はいまこのドクロの寄贈者にお礼の手紙を書こうとしている』。
あゝこの髑髏がわが勇士の神聖なる遺骨であるという。
南の島に散ったわが神のごとき将兵の聖骨であるという。
一瞥、はっと息をつめたつぎの瞬間、むらむらとわれらの胸奥に沸る日本人の血、
外道米鬼への復讐に逆流する日本人の血、
地球の最後の日までアメリカ人はともに天をいただかざる真実の怒り、
憤り---われらの同胞の聖骨はかくして冒涜されたのだ。
きりっとみひらく眼光でこの頬に手をやってペンを握る生意気なヤンキー娘をにらみ殺せ。
それにしても、年もゆかぬ少女を使って、かかる蛮行を演じなくてはならない
敵国宣伝の行きづまりこそ嗤うべし。また眼前の戦局にのぼせあがり、
食人時代の昔に還ったアメリカ人の冷血の暴露こそ憐れむべし。

米の野獣性に法王使節怒る
米国に於ける日本兵遺骸に対する冒涜事件に対し比島民は
今更ながら米国民の残忍性と野獣性に憤激しマニラには
囂々たる非難の嵐が起こっているが、右遺骸冒涜事件に関し、
マニラ駐在ローマ法王使節ギリエルモ・ピアニ師は8日次の如く声明、
痛烈なる論難を行うとともに米国民の反省を促した。
前線に於ける戦死日本兵に対する米国兵の野獣的行為に対し、
比島ローマ法王使節ギリエルモ・ピアニ師は教会戒訓により
厳に禁止ある遺骸冒涜に対し痛烈なる非難をなすものである。
キリスト教徒としてかかる行為は黙過する能はざることは
勿論、人道的見地よりしても許さるべきではない。カリフォルニア、
オレゴン州境附近のツラ・レーク収容所に於ける
抑留日本人に対する言語に絶する虐待に対しても
戦時下抑留敵国人は当然の尊敬を以って神聖に取り扱うべきことを勧告し、
本使節は比島教区長の名においてかかる野獣的行為を断罪するものである。

慌てたルーズベルト  寄贈の紙切小刀を送り返す
米国民主党下院議員ウオルターはさきに大統領ルーズベルトに対し
日本兵戦死者の骨から製作した紙切り小刀を寄贈したが、
この紙切り小刀事件をはじめ日本軍兵士の戦死体冒涜事件は
全世界に米国人の野蛮性の正体を暴露し国際的に囂々たる
非難の嵐をまき起こした。
ワシントン来電によれば事態の意外な発展に流石のルーズベルトも
気がとがめ、かつ狼狽したと見えて紙切り小刀をそのままウオルターに
返却した模様でホワイトハウスは次の通り発表した。
大統領は日本兵の骨から作ったといわれる紙切り小刀を寄贈者に送り返した。
同時に大統領はこうした物を手許に置きたくないことを明らかにし、
且つこの骨は埋葬した方が良いだろうと勧告した。

NHKの「硫黄島 玉砕戦 〜生還者 61年目の証言〜」を見たので補足する。

http://video.google.com/videoplay?docid=4350037394488352187
(今なら見ることが可能)

やはり映画は、甘いものであった。
やはり映画は映画であって、舞台や劇みたいなもので、
とてもリアルには描けないし、描くつもりもないのだろう。
生存者のインタビュー聞き、映像を見ると
映画よりも当然ながら現実の方が何倍も酷い。
ここで語られる生存者は当時17歳とかで今で言えば高校生であって、
映し出される当時の写真を見れば、本当に子供そのものである。
映画の評で、西郷を演じた二宮和也が若すぎるという意見もあるが、
いくらでも若い兵士はいたので別に問題はないと思う。
それに二宮和也の話し方が現代調であるという意見もあるが、
たかだか60〜70年前では男の話し言葉は変化は無い。
ただ違うのは昔と比較し、外来語や略語が相当多くなっただけである。
戦前や戦中の手記や日記や記録や小説を読んでみても
男言葉や男の話し方には違いは殆ど無い。
しかし女に関しては相当な違いがあり、今や女言葉は完全に消滅しつつある。
米軍のカラーフィルムで印象に残ったのは、壕から引きづり出される、
本当に若い日本兵である。
その顔は火炎放射器で酷い火傷を負い、真っ赤に腫れ上がっていた。
生存者の証言によれば、火炎放射器で炙られるので、顔が焼け爛れて、
顔から皮膚が垂れ下ったという話である。
また、壕内は高温であり、食べ物も水もない。
ウジを食べるのはまだ良い方で、墨を食べたという話である。
当然、石も鉄も土も食べられない。だから生物のカテゴリーに属する、
ウジを食べたのだろう。
口に入るものは何でも食べようとしたのだろう。それほどの飢餓であった。
人が死んでも映画のようには悲しんでいる余裕はなく、人が死んだから、
何か使えるもの、食べられるものは無いかという思いだけであったという。
人が死んで悲しいなどという感情は自分に余裕があるからなのであって、
極限状態では、そんなことよりも人が死んだから、
その人が持っているものは不要になるので、所有物の中で
何か自分が得られるものは有るのか無いのかだけになってしまう。
余りにも苦しいので、早く楽になりたい。
つまり、死にたいという思いだけであったと生存者は語った。
生存者は仏前の氷が入った水をお供えしていた。
死んでいく仲間はみんな水が欲しいと言っていたからだ。
自分が苦しくない時は誰でも死を考えない。生きたいと思う。
サウナ並に熱い壕内、水もなく食べ物はない。汗と垢で体はドロドロになる。
(うろ覚えだが生存者は少なくても5日、多くて20日は食べていないと語った。)
死体に湧くウジを食べる。まだ口に入れるのが生物なのはマシで、墨まで食べたという。
そんな状況なので、早く楽になりたい、死にたいと思うのは不思議ではないだろう。
何故死ぬんだ、馬鹿じゃないのかと思うのは今の自分が余裕があるから言えることだ。
当然映画はそこまで極限を描いていない。サウナ並に熱い壕内。
出たくても出られない。出たら、米兵が待ち構えていて、死ぬ。
出なくても、火炎放射器で炙られる。出なくても餓死する。

**友達だから金を出せよ。友達だから兵器買えよ・・・。
無いなら国民から出させりゃいい。
アメリカ、いや世界のお財布的存在、日本。
無いなら増税すれば良い。その金は国民が餓死しても作らせる。
これほどチョロイ国家、国民は無い。
世界史上最も他国に舐められた国家、国民である事は間違いない。
posted by zola at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月15日

『よみがえる第二次世界大戦〜カラー化された白黒フィルム〜』

yomigaeruww20020.JPG

<シリーズ 第二次世界大戦 開戦70年>
よみがえる第二次世界大戦 
〜カラー化された白黒フィルム〜 第1回 ヒトラーの野望
8月12日 水曜深夜[木曜午前] 0:10〜1:00

第2回 日米開戦
8月13日 木曜深夜[金曜午前] 0:10〜1:00

第3回 人類の“悪夢”
8月14日 金曜深夜[土曜午前] 0:10〜1:00

最新のデジタル技術で白黒フィルムをカラー化。
第二次世界大戦は、小型化された映画カメラの発達により、
戦闘の様子を動く映像で記録する初めての機会となった。
戦争の様子は、各国の従軍カメラマンたちによって記録された。
今回、世界各地で眠っている記録映像を再発掘。
フランスとの国際共同制作で、最新のデジタル技術を使い、
白黒映像のカラー化を進めてきた。
色づけ作業は慎重に行われた。第二次世界大戦は、
カラーのスチール写真も残され、兵器や軍服、
日用品などの現物も多く残されている。
それら1万件にのぼる色情報をデジタルでデータベース化。
映像1フレームごとに、細かい色づけ作業を行った。
第二次世界大戦の開始から今年で70年。数千万人の死者を出した
人類未曽有の戦争の内側では、何が起きていたのか。
この“破壊の時代”の白黒映像を、最新のデジタル技術を駆使し、
カラー化しようという試みが、フランスとの国際共同制作により進められてきた。
ナチスの台頭、ヨーロッパ戦線、そして太平洋戦。
埋もれていた記録映像を丹念に掘り起こし、
綿密な時代考証と地道な作業によって、
第二次世界大戦の時代を鮮やかによみがえらせよう、というものである。
世界各地で戦争体験が風化を続けるなか、
戦争の現実をよりリアルに描き、その記憶を若い世代へと伝える。
※一部オリジナルカラー映像も含まれます。(全3回)
(紹介文より抜粋)

NHKとフランスとの国際共同制作のドキュメントが
先日の8月12日〜8月14日の三日間BSで放映された。
近年に、ますます戦争の記憶は風化し、
民放では、この時期になってさえも戦争に関する番組は皆無となった。
NHKはまだマシな部類で、この時期にも放映し続けている。
海外のドキュメントを見て思うことだが、日本の様に、
スタジオに無駄な三流芸能人をいれ、
わざわざワイプを仕込むような演出は無い。
まあ芸能人も無理やりに仕事を捻じ込まなくちゃ、
あんな贅沢三昧な生活は維持できないので必死だ。
例え、どんな無能であっても、ただそこにいるだけで時給に換算して
100万単位の金を稼ぐことが可能なのは、日本の芸能界だけだろう。

フランス制作なので、主に欧州やフランスの映像が多かった。
パリ解放時のパリ市街戦の映像もあったが、
対独協力者のリンチや処刑の映像はなかった。
私は今までに様々な映像を見てきたが、未見のものも多かった。
今回の映像で印象に残ったシーンは沢山ある。
例えば、米軍の日本兵の射殺シーンなどだ。
射殺された日本兵は(今で言えば中学生か高校生のように)
幼く見え、また体も小さかった。
(彼にも故郷で帰りを待っている父母や兄弟などがいただろうに)
米兵からすれば、投降したふりをして、
手榴弾を隠し持っているかも知れないし、敵は敵だし、
いちいちジュネーブ条約も守っていられないのだろうし、
捕虜の面倒を見ているコストも考えていられないのだろう。
またアウシュビッツの囚人の刺青された皮膚のコレクションや
囚人の干し首や人体標本など、未見のものが多かった。
またアメリカの日系移民の強制収容所の映像があった。
ドイツやイタリアの移民は収容されることは無かったのに、
”日系移民だけ”が強制的に収容された。
(48時間以内に家屋財産を処分しなければならない為に
ただ同然で今まで築きてきたものすべてをアメリカ人に巻き上げられた)

何よりも着色と言えども、あの戦争をカラーで見ることが出来たのは
貴重な体験であった。米軍の火炎放射器はとても嫌な兵器だ。
人道的でいい兵器など無いだろうが、
焼死ほど残酷なものはないだろう。
(焼死ほど激痛を感じたまま死んでいくものはない)
やはり海外とNHKが制作しただけあって、民放では決して見ることが
出来ないグロ映像が多かった。
人は死ぬことを知らなければならない。
永遠に生きることが誰でも出来ない。
また、戦争とは遊びではなく、結局は殺し合いであって、
人は簡単に死ぬということを知らなければならない。
憲法九条の云々の論争が起きるのも、(戦争とは浪花節ではなく、
非情そのものであって)決して謝罪しようとも、土下座しようとも、
また無抵抗であったとしても、敵にとっては全く無意味であり、
一方的に殺されるだけということを知らないからだろう。
(まあそれは大人の事情というものだろう)
死を考えるということは命を大切にしようとする考えにも
つながるのではないかと思う。
日本国民は過剰に死を隠蔽されている。
posted by zola at 14:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月05日

懐かしい海外ドラマ 『ヴィーナス&アポロ』

venu01.JPG
Venus & Apollon.
Une serie realisee par Tonie Marshall
avec Brigitte Rouan, Maria De Medeiros,
Maeva Pasquali et Melanie Bernier.
Genres : Comedie Dramatique, Serie TV.

以前、gyaoでフランスのドラマを放映していた事がある。
オドレイ・トトゥが出演し、映画化もされた作品、『ヴィーナス&アポロ』
パリ?のエステを舞台にしたコメディである。
字幕であり、フランス語の勉強にもなると思うし、
フランス語を勉強している人には良い教材だと思われる。
冒頭の登場人物紹介のシーンがよく出来ていた。
http://www.commeaucinema.com/bandes-annonces/venus-apollon,49689-video-3312
(記事投稿時なら視聴可能)
中でも魅力的だったには、ビジュ(Bijou)(左から二番目)
日本人好みのとてもカワイイ娘である。
新シリーズも続々制作されているようだが、未見。
http://www.dailymotion.com/video/x88u7t_bande-annonce-venus-et-apollon-arte_news
(記事投稿時なら視聴可能)
新シリーズはマルゴ(Margot)という娘が出てくるようだが、
これまた、とてもカワイイ。
海外ドラマといえば、昨今日本のTVでは、韓国ドラマばかり
というか、韓国ドラマしか放映していないのだが、
何か大人の事情でもあるのだろう。
アメリカやイギリスやドイツやフランスのドラマを
放映してもいいのではないかと思うのだが。
*フランス語やドイツ語を勉強している人も多いと思うので、
フランスやドイツのドラマを字幕で放映して欲しいものだ。
まあ、そこは百歩譲って、フランスやドイツじゃなくても
イギリスやアメリカのドラマでも良いのだが・・・。
頑なに、大多数の国民の民意を無視し、韓国のドラマだけを
放映し続けるのは、何か大人の事情があるのだろう。

*以前、本ブログで紹介した、フランス流のコメディ
風味の冒険譚『アデル』も発音が比較的聞き取りやすく、
仏語の学習教材には向いていると感じる。
posted by zola at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 懐かしいTV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

懐かしい海外TVドラマ 『シャーロック・ホームズの冒険』

homes0010.JPG

今回は、1985 - 1995年にかけてNHKで放映された、
『シャーロック・ホームズの冒険』の紹介。
シャーロック・ホームズこそ(架空の存在であるが)
世界で最も有名な探偵であろう。
本作はイギリスのグラナダTV製作のテレビドラマであるが、
時代考証がよく出来ており、原作の持つ雰囲気を忠実に再現している。
ホームズを演じのは、名優のジェレミー・ブレットであり、
彼の演じたホームズ像こそは、今までのホームズを演じた役者の中で
一番ホームズらしいと言われている。
また冒頭の音楽もいい感じで、原作の雰囲気にぴったりである。
今なお、最高のホームズのドラマと言われているシリーズである。
日本語版では、ホームズの声を露口茂が演じたが、素晴らしい出来だと思う。
ホームズは勿論イギリス人の為に日本語は話すことは有り得ないのだが、
露口茂の落ち着いた声は正にホームズのイメージにぴったりである。
昔、NHKで放映していた時、私は何度か見ていたものである。
日本でもドラマは作られているが、このような歴史ドラマは
あるとしても、NHKの大河ドラマのように、昔過ぎて、ピンとこないし、
また時代考証も正しいとはとても言えない。
まだ「信長殿、この茶屋サービスが良いですね」とか
「秀吉殿、あのギャルとてもボインですね」とか
言わないだけマシかも知れない。
日本SFの金字塔である、広瀬正「マイナス・ゼロ」とか
ドラマ化してくれないかな。「夏への扉」でもいいんだが・・・。
posted by zola at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 懐かしいTV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月01日

洋古書『マガザン・デ・ドモワゼル(お嬢様のお店)』V

00100a.JPG

今回は、以前紹介した、フランス第二帝政期(1852-1870)の
月刊ファッション雑誌『マガザン・デ・ドモワゼル』(1854-1855)を紹介する。
挿絵画家は前回と同様、Anais Toudouze-Colin(1822-1899)
Anais Toudouzeは1822年にウクライナで生まれた。
彼女はパリに移った後、Desgrange氏と1844年頃に結婚した。
彼女は数多くのファッション雑誌に挿絵を描き、
ファッションプレートの署名には旧姓を用いた。

以前、ネットで「痕跡本」という記事を見つけたことがある。
愛知の古本屋が、元の持ち主の痕跡が残る古本を
極めて高額な、常識を遥かに超えた金額で売っているという記事だ。
大抵の古書コレクターは元の持ち主の痕跡を嫌がるものである。
私個人の今現在の価値観で言えば、フランスの古書については、
元の持ち主がどんな人物だったのか、知りたいので、
本の威厳を損なわない程度の書き込みやサインなどなら別に問題無い。
本書(ウブ出しの古書)の持ち主に関しては、推測の域を出ないが、
ビスケットなどを食べながら、外国文学の連載物を読んでいたとみえ、
ビスケットのような、小さな破片がページに挟まっていた。
髪の色はブロンドかも知れない。ブロンドの髪の毛が挟まっていた。
飽くまでも推測の域を出ない。
出版社の人の髪の毛かも知れないし、装丁者の髪の毛かも知れない。
まあ、確実に言えるのは、わざわざ年間購読費12フランを払うほど
金銭的に余裕があった家庭だという事。
雑誌をわざわざ装丁させるほど金銭に余裕がある家庭である事。
パリから離れた地方で、わざわざ定期購読するほど
ファッションに興味を持ち、また、それが許されるほどの家庭だという事。
また字が読め、雑誌を読むほど時間的にも余裕があったという事。
仕立て屋で、ドレスを注文するほど金銭的に余裕がある家庭である事。
またビスケットなどのお菓子を食べられる家庭である事。
1854年当時17歳と仮定するならば、1837年生まれになる。
70歳まで生きたと仮定しても第一次大戦を見る事無く死んでいる。
もし100歳まで生きたとしても第二次大戦を見る事無く死んでいる。
これらは確実に言える事だ。

ちなみに1854年にはペリーが浦賀に来航し、日米和親条約が結ばれた。
架空の人物であるが、シャーロック・ホームズの誕生日は
1854年1月6日と言われており、作者のコナン・ドイルは1859年に誕生している。

*オークションでもこれよりも後期のファッションプレートを見かけるが、
やはり記述に間違いが多い。
酷いのは19世紀のものを18世紀と表記したものなどある。
当然ながら100年も差が有るし、女性の服装も
(19世紀と20世紀ほどの違い無いにしろ)勿論違っている。
1800年代=18世紀だという思い込み、勘違いであろう。
大抵の人は、歴史など興味も無いし、考えもしない。
まあ生きていく為には別に困る訳ではないが。
(私の野球知識が未だに侍ジャイアンツと南海ホークスのドカベンで
停止していると同じ事である)
兎角歴史教育はおざなりに済まされがちであり、
人々が映画「マリーアントワネット」の時代を、
一片の疑いさえも無く、「中世」と語っているのを聞くと悲しくなる。
(私の野球知識が未だに長島、王、江川、南海ホークス、
大洋ホエールズレベルで停止しているのと同様である)
ちなみにマリーアントワネットが活躍した時代区分は近世(近代)

服装は人を表すものとされてきた。
現在でもその通りである。
人を見る時、よく靴を見るとか言われている。
しかし、私はそうは思わない。
(まあ目安の一つにはなるかも知れない。それは否定出来ない)
靴など金さえあれば、30分もあれば用意出来る。
私は人物を見る時は歯を見る。
歯というのは誤魔化しが全くきかない。
歯が汚い、手入れが悪いのは、”相当不精な証拠”である。
(加齢や老化、事故などの場合は勿論除外)
それは100%そうだと断言は勿論出来ないが、
すぐに歯は虫歯になるわけでも無いのだ。
人に気づかれるほどの虫歯になるまでには時間がかかる。
また治すのにも時間がかかる。短時間で治すのは難しい。

2011年2月27日追記
オークションで、本ブログ記事の文章を丸写しした人がいるが、
当然ながら、勿論、記述に間違いが見られる。
「女性のための雑誌」と言う訳では適切ではない。
magasin=店、商店の意
magazine=雑誌、グラビア誌の意
(ちなみの日本語でも使われる、boutiqueはmagasinよりも
小規模の店舗の意である)
であるので、お嬢様、或いは御令嬢のお店と訳すのが適切だと思う。
本ブログ記事の文章を丸写しでオークションに出品されている、
この方は、イギリスが大好きな様で、英語脳なので、
何でも英語的に考えてしまい、magasinを雑誌と思い込んだ様だが、
上記にある通り、訳としては適切とは言えない。
人生は一生勉強である。学校の勉強のみが勉強に非ず。
英語の語源もフランスからであり、欧州文化の基礎は全てフランスにある。

まあ、それは良いとしても、2年合本ですと書かれているが、
全380ページ 厚み約3.2cmという事からして、
これは2年分で無く、1年分の合本に過ぎない。
大抵は1年毎に合本される。たまに2年分の合本も
無くはないのだが、現在残っているもので、2年分の合本は
1年分の合本に比べて、本の重量もあり、
やはり本に負荷がかかるので、保存状態は良いものは稀。
この方はイギリスが大好きなようだが、イギリスのファッションに
ついては何も書くことすらない。
今現在もっともオシャレで、高度に洗練された国は
我が国日本であるが、19世紀、世界で最も服装が洗練され、
世界が手本にしたのは、イギリスではなく、フランスに他ならない。
それは刊行されたファッション雑誌の刊行数からも、それが判る。
イギリス、或いはアメリカでも、19世紀にはファッション雑誌の刊行は
されているが、印刷技術もフランスより劣るし、また、その流行も
自ら何も発信する事が無く、フランスからもたらされものである。
posted by zola at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋古書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする