2012年03月29日

密室劇 映画『ナイトレイジ』

KillingJar01.JPG
2010年アメリカ制作。91分。
劇場未公開作品。(原題THE KILLING JAR)
劇場公開作品にありがちな大作映画ではなく、
小粒な作品であるが、出来はまあまあ。
100円レンタルでなら、借りても決して損はしないはず。
名作だなと号泣するほど面白くもないが、
借りて損したと号泣するほどでもない。
当初、深読みしすぎて、犯人は男とは限らない・・・。
あのウェイトレスか。まさかあの女が殺し屋かとまで
思ったものだが、やはり殺し屋はあの人物であった。
そこであえて、ウェイトレスにしたらいいかもと思ったりした。
殺し屋の喉仏をナイフで掻っ切るという早業は見事で
これこそプロの殺し屋にふさわしい。
まさか場末のちんけなダイナーのウェイトレスが
殺し屋とは思うまい。
死体の描写、殺し方はとてもリアリティがあった。
やはり、もう少し捻りが欲しかった。これでは凡作過ぎる。
タランティーノ作品みたいな、あのシャレた会話とかあれば、
まだ少し評価を上げても良いのだが・・・。

The Killing Jar
(記事投稿時には視聴可能)
http://youtu.be/ke26CF0A6Y4

2012年03月09日

コメディ映画ならフランスだよな 『ミックマック』

Micmacs010.JPG
監督ジャン=ピエール・ジュネ。2009年フランス制作。105分。
(原題Micmacs a tire-larigot)
フランスは世界でも有数な軍事大国である。
フランスの兵器の輸出は大規模に行なわれていて、
その兵器は世界各国で使われている。
フランスの歴史は兵器の発明の歴史と言っても過言ではない。
もしフランスという国が無かったら、戦争の歴史が(大幅にはまでは
言えないとしても)変わっていただろう。
フランス人はなかなか手が器用で工芸や機械ものは昔から得意だ。
本映画はティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場』
の様な雰囲気の映画で、この様なものは邦画にはない。
また独特のユーモアがあり、色使いも音楽も物語も演出も個性的である。
ジャン=ピエール・ジュネの映画の常連の役者がやはり出てくる。
あのアメリの監督なので、少しは気持ち程度には期待してみようかと
思ったが、物語的には期待は出来ないなと思ったら、やはりそうだった。
アメリはオドレイ・トトゥの可愛さでもっているようなものだから。
かわいい計算機娘(Marie-Julie Baup)が出ているから、まあ及第点とするか。
バジルのハンドクラップがとても印象的だった。

Micmacs a tire-larigot - Bande annonce finale
(記事投稿時には視聴可能)
http://youtu.be/Jow4KPNfGGo
posted by zola at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月03日

SFや映画通ほど騙されない SF映画『ミッション:8ミニッツ』

sourcecode010.JPG
2011年アメリカ制作。93分。(原題SOURCE CODE)
監督は「月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ。
傑作SF映画の「月に囚われた男」の監督だけあって
期待を裏切らない、素晴らしい出来の映画。
何故、主人公はあの密閉されたカプセルを絶対に
壊すことも出来ず、出る事は不可能なのだろうか?
本映画を見ていくと数々の疑問が出てきて、
映画冒頭から引き付けられてしまった。
2006年のアメリカのSF映画「デジャヴ」を思い出した。
それに死んだら、自動的に元に戻されるとかいうのは、
ゲームの自動ロードシステムを思い浮かべた。
映画の出来自体は良いのだが、やはり恒例のタイトルが悪い。
何でこうにも中学レベルの英語のタイトルをつけてしまうのだろうか。
何かこうじゃなくちゃ駄目みたいな決まりでもあるのだろうか。
そのままタイトルはソースコードでいいんじゃないか。
映画の終盤でスローモーションになるシーンで終わった方が
すっきりしたかも知れないが、あえてそこは捻りを入れたんだろうと思う。
「月に囚われた男」の監督ダンカン・ジョーンズの事だから・・・。
「月に囚われた男」も本映画も限定された状況下で
現状を打破すべく奮闘する男を描いている。
私の好みの作風で、今後とも大いに期待出来る監督である。
綺麗な終わり方の映画で大抵の人は本映画を良作と言うだろう。

'Source Code' Trailer
(記事投稿時なら視聴可能)
http://youtu.be/NkTrG-gpIzE
posted by zola at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | SF映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月02日

良く出来たSF映画 『月に囚われた男』

moonmovie010.JPG
2009年イギリス制作。(原題Moon)
まずタイトルが良い。原題だけだと余りにも味気ない。
あの「サイレントランニング」を彷彿させる映画だ。
悲しいというか、残酷な物語だ。
大変良く出来た映画で、練りに練って構成されたものだ。
映画としてはとても良い出来だと思う。
伏線が多数あり、その伏線の張り方が上手く、
これは何かあると思う所が多々あって、ひきつけられた。
(サムが岡村隆に見えて仕方が無かった)

映画の中で音楽がかかるシーンがあるが、
私には聞き覚えがある、その音楽がこれ。

Katrina & The Waves - Walking On Sunshine
(記事投稿時なら視聴可能)
http://youtu.be/iPUmE-tne5U

明るい曲であり、私が聞いたのは1985年頃だったと思うが、
この曲が発表されたのは、もっと前。

しかし、あのロボットはいい奴だ、まるで人間みたいだ。
今後あの様なロボットを人は開発出来る気が全くしない。
気になった事は月で音が聞こえる事だけであった。
まあ、音が聞こえないと観客に伝わりにくいという事もあって
わざと音を入れているんだろうなと思うが、そこはリアリティを
追求して欲しかった様に思うが、映画への評価は不変、
音が有ろうが無かろうが、本映画は良く出来ていて、完成度が高い。
(また本映画の音楽も良い)

"Moon" - Official Trailer [HQ]
(記事投稿時なら視聴可能)
http://youtu.be/twuScTcDP_Q
posted by zola at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | SF映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月01日

殺されるのは私、殺すのは私  映画『トライアングル』

triangle010.JPG
2009年イギリス・オーストラリア制作。99分。(原題Triangle)
期待満々で見てみた。素晴らしい発想と構想の映画。
伏線が各所に多数ある。
矛盾も見られなくはないものの充分に及第点。
アクションとかではなく、謎解きを楽しむ人向きの映画。
クリストファー・スミスは「0:34 レイジ34フン(原題 Creep)」の
監督だが、今までに一番良い出来だと思う。
同じ言葉が書きなぐられた大量のメモ、同じロケットペンダンが大量、
レイチェルの大量の死体・・・別な意味でドキっとするシーンが満載。
またヒロインのジェスを演じる、メリッサ・ジョージがカワイイ。

Triangle - Trailer
(記事投稿時なら視聴可能)
http://www.traileraddict.com/trailer/triangle/promo-trailer

Triangle - Trailer
(記事投稿時なら視聴可能)
http://youtu.be/17XqBdCiHOI