2009年03月14日

エロチカ 伊藤晴雨画『女賊捕物帖』

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今回は、「あまとりあ」 1951年12月号の付録
伊藤晴雨画『女賊捕物帖』を紹介する。
(ちなみに発禁となった)
伊藤晴雨は生涯、責めと縛りを追及した。
同時代の絵師に竹下夢二がいる。
二人がモデルの女の取り合いをした話は有名である。
これほど対極的な絵師もいないだろう。
昔は何を思ったのか、夢二がいいなと思った時期もあったが、
今では夢二なんかよりも伊藤晴雨の方がよっぽど好きだ。

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2008年09月06日

エロチカ 『世界艶情小説集』(1931 山東社)

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今回紹介するのは、
梅原北明・小生夢坊共訳『世界艶情小説集』である。
この本は「世界性愛談奇全集」の第五巻目として、
昭和6年5月に山東社より刊行された。
ラマ僧衣麻布装であり、凝った装丁になっている。
題字がアールデコ調であり、正に時代の写し鏡的な装丁。

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2008年05月24日

エロチカ 『恋愛術』(1931 山東社)242冊目

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今回紹介するのは、
梅原北明・小生夢坊共訳『恋愛術(上巻)』である。
この本は「世界性愛談奇全集」の第一巻目として、
昭和6年2月に山東社より刊行された。
なお、上巻のみの刊行である。
アールデコ調の美しいビロード装。


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2008年02月16日

エロチカ 『綺談珍聞大集成中巻』 238冊目

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今回紹介するのは、梅原北明編著
『明治大正綺談珍聞大集成中巻』 である。
私が架蔵しているのは、文藝市場社より
昭和四年五月五日に刊行された、第二版(三百部)である。
本書は明治〜大正期の新聞記事から珍しい記事を抜粋したもの。
様々な珍聞が掲載されている。(勿論性に関した記事も多数有り)
本書は、見かける事は少なく、また状態が良いものは稀。
黒布装小口及び天金。
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2007年12月15日

エロチカ 宮本 良著 『日本性語大辞典』 233冊目

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今回紹介するのは、宮本 良著 『日本性語大辞典』である。
日本古来より使われし性に関する語句の辞典。
昭和3年8月20日印刷、25日発行と奥付にはあるが、
城市郎の資料には、「発売3日前に風俗禁止」
と書いて有るので、発禁本だと思われる。
刊行元は文藝資料研究会。定価金五円。
本書の表紙はクロス装であるが、この布は腰巻を使っている。
この古書は有る程度は現存するが、状態が良いものが非常に少ない。
私の架蔵本は、本の状態は、背の虫食い以外は新品同様である。
残念な事に、本の背に虫食いの跡が有る。
この本は何故か、背が非常に虫に食われ易い。
何も使っている布が腰巻だから、
虫が食われ易いとも思わないが、不思議な事である。
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2007年09月22日

エロチカ  斉藤昌三著『三十六人の好色家』227冊目

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今回は、斉藤昌三著『三十六人の好色家』を紹介する。
創藝社から昭和31年2月15日発行。定価130円。
宮武外骨・花房四郎・村山塊多・梅原北明・・・
等の人物を紹介した本。
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2006年12月15日

エロチカ F・ヘンゲル著『ヘレンの日記』204冊目

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今回は、F・ヘンゲル著 小野武雄訳『ヘレンの日記』を紹介する。
(Frances Lengel : Helen and Desire)
本書は1963年に限定千五百部(壱千五百円)で那須書房よりに刊行された。
(内箱・外箱附属)
内容は扉の副題にこう書かれている。
〜アルジェリ駐在フランス守備隊が発見した原稿のもとづく
実録告白小説〜であり、ヘレンという女の手記形式で語られる好色文学である。
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2006年04月02日

エロチカ 秋田 昌美著『性の猟奇モダン―日本変態研究往来』162冊目

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大正末期から昭和初年にかけて到来した
「エロ・グロ・ナンセンス」の時代。
次々に発刊された変態雑誌と、梅原北明、
中村古峡、斎藤昌三、酒井潔など日本性学の泰斗を照射し、
その眼差しのありかを検証する猟奇モダン時代の性メディア史。

目次
1 変態研究の夜明け―中村古峡と変態心理
2 梅原北明とグロテスク流行―モダン・エロティシズムのパイオニア
3 グロテスク党の闘士たち―斎藤昌三と酒井潔
4 昭和猟奇モダン時代―『現代猟奇尖端図鑑』
5 モダン女体美時代―モダン・ガールの身体
6 犯罪科学と猟奇刑罰芸能の世界―『近代犯罪科学全集』と伊藤晴雨
7 変態心理と女性―昭和初期の女性観と犯罪心理学
8 性管理と夫婦論の戦後―夫婦生活と性メディア
(本書紹介文より抜粋)

今回は秋田昌美著『性の猟奇モダン―日本変態研究往来』を
紹介する。本書は青弓社より1994年に刊行。
紹介文に有る様に、1920年の大正モダニズム期に
おこった性のメディア史を述べた本であるが、
梅原北明や酒井潔の業績を紹介した本でもある。
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2006年03月12日

エロチカ ジョン・クレランド著『ファンニーヒル』(1927)154冊目

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今回は文芸資料研究会より1927年に刊行された、
ジョン・クレランド著佐々木考丸訳『ファンニーヒル』を紹介する。
本書はクロス装の上製本限定500部。並製本も存在するが未見。
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2006年02月21日

エロチカ 『LE JARDIN PARFUME(薫園秘話)』(1928)148冊目

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今回は文芸資料研究会より1928年に刊行された、
シイクーネフザウイ著上森健一郎訳
『LE JARDIN PARFUME(薫園秘話)』を紹介。限定500部。
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2006年02月12日

発禁本 ケッセル著 堀口大学訳『昼顔』145冊目

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今回は ケッセル著 堀口大学訳『昼顔』を紹介する。
本書は発禁本である。瀟洒なフランス装。
(1932年第一書房より刊行)
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2006年01月28日

エロチカ 荒俣宏著『セクシーガールの起源』139冊目

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微笑みかける魅惑のピンナップ美女。
図像読解の独創性、蘊蓄の面白さ―
20世紀に誕生した「セクシーガール」の変遷を、
大衆風俗誌やカレンダーに描かれた名作ピンナップに見る、
世界にも類のない快著。

【目次】
からだで魅せる女の誕生/
「ナイスバディー」はパリに始まる/
機械の花嫁はバストが自慢/
高く上げよ、そのみごとな脚を!/
ミュージックホールが女を変えた/
脚線美からセクシーフェイスへ/
幸福なモデルたちの誘惑/
セクシーガールを創った男/
カレンダーガールの憂鬱/
隠すことのエロティシズム〔ほか〕
(本書の宣伝帯及び目次から抜粋)

今回は荒俣宏著『セクシーガールの起源』を紹介する。
2000年10月に朝日新聞社より刊行。
荒俣宏の著作の中でも、本書は有名では無いが、
帯に有る様に、正に快著だと思う。
セクシーガール・・・男心をくすぐる女性像の遍歴、
または理想像の遍歴を事細かに分析、紹介している。
女というのは男を魅了し、また虜にするものである。
それは古今東西不変である。
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2006年01月21日

エロチカ 『あまとりあ8月終刊倍大号』(1955)137冊目

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今回紹介するのは、『あまとりあ8月終刊倍大号』である。
本書はあまとりあの終刊号であり、分厚く豪華な作りで、付録が付いている。
付録は斉藤昌三による、「翻訳文芸発禁考」なる冊子で、
大まかに明治・大正・昭和の発禁翻訳作品が列記され、
作品の一節も紹介されている。
(しかし付録であっても、もっと掘り下げて欲しかった様に思う)
本書を最後に、終戦後に、(真面目に)性に着目し、取り組んだ雑誌
「あまとりあ」の歴史が閉じられたのである。
この雑誌とまた高橋鉄の功績は大きい。
また「あまとりあ」に投稿した豪華な執筆人
(伊藤晴雨、原浩三、中野栄三)の存在も大きいと思う。
ちなみに官憲による弾圧は当初から激しく、「あまとりあ」創刊号は発禁となった。
「あまとりあ」の終焉は戦後の終焉でもあった。

*目次には五島勉の名も見え、「来日スター行状記」と題した雑文を書いている。
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2005年12月25日

発禁本 村山知義著『変態芸術史』127冊目(1926)

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今回は1926年(大正十五)に文芸資料研究会から刊行され、
官憲より発禁になった、村山知義著『変態芸術史』を紹介する。
ちなみに発禁となったと言っても、
今となっては別に刺激的な本ではない。
変態という名を冠しているが、
今で言うような意味合いで使われたのではない。
この当時、珍奇な物に対し、何でも
「変態」と名付ける傾向に有ったことを述べておく。
言わば、流行語みたいな感じで使われたのだろうと推測する。
村山知義は、ドイツ表現主義美術運動を紹介し、
プロレタリア文学運動に参加した事で有名である。
ギャラリーTOMという美術館が東京渋谷に有る。
この美術館の発起人の村山亜土の父が村山知義である。
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2005年10月22日

エロチカ 沼正三著 『ある夢想家の手帖から』1〜3巻106〜108冊目

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今回は、「家畜人ヤプー」の沼正三著の『ある夢想家の手帖から』を紹介する。
本書は1970〜1971年に都市出版社より刊行された。
元々は「奇譚クラブ」に連載。それをまとめたものである。
古今東西のマゾ・サドに関するエッセイ集である。
帯宣伝文には「三島由紀夫氏絶賛のロングセラー・・・」とある。
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2005年10月01日

エロチカ 斉藤夜居著 『大正昭和 艶本資料の探求』(1969)97冊目

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艶本・地下本・発禁本の研究、探求の好資料と言える本で
大正から昭和の好色本について解説したものである。
しかし抜けているもの有るが、斉藤夜居の業績が充分評価出来る。
梅原北明と文芸市場社の活動についても、
(充分な量とは言えないが)述べられている。芳賀書店刊行。
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2005年09月22日

エロチカ 宮本良訳 『おんな色事師』(1929)93冊目

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今回は宮本良訳 『おんな色事師』を紹介する。
上製本 本文模様入の2度刷。
枡形の珍しい造本で、装丁は西谷 操。
昭和4年7月に、南柯書院より限定300部
刊行されたが、官憲により発禁。
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2005年09月08日

エロチカ 『世界の刑罰・性犯・変態の研究(復刻)』88冊目

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今回、紹介するのは、『世界の刑罰・性犯・変態の研究(復刻)』である。
この本は、原書は1930年に刊行。その復刻本。
1977年に若宮出版社から刊行された。
古今東西の刑罰・性犯・変態の図版資料が収められている。
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2005年08月20日

エロチカ  安芸 順著 『女囚の谷間』(1959)79冊目

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ソ連ラーゲルに於けるおどるべき女囚の性態
(本書帯宣伝文より抜粋)

今回、紹介するのは、安芸 順著 『女囚の谷間』である。
小壷天書房より1959年に刊行された。
内容は帯に有る様に、旧ソ連の収容所における、
女囚と日本兵との性的交流を描いた本である。

昭和34年と言えば、まだソ連に抑留された経験を持つ人々が存命であり、
国民にもまだまだ記憶としては新しい事で有った。
その為、この様な告白形式をとったエロチックな小説が沢山書かれたのである。
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2005年08月15日

発禁本 羽塚隆成訳『ナポリの秘密博物館』(1929)71冊目

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今回は羽塚隆成訳『ナポリの秘密博物館』を紹介する。
四六判 絹布装 昭和4年11月に、
文藝市場社より刊行されたが、官憲により発禁。
綺麗な装丁の本でデザインも素晴らしい。
元はフランスで刊行された本の翻訳である。
posted by zola at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | エロチカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする