2009年07月16日

懐かしい漫画 回転禁止の青春さ 江口寿史『ストップ!!ひばりくん!』

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これでコンプリート!未収録作も収めたひばりくん完全版
1巻の表紙にはギターを携えた、涼しげなひばりくんが描かれている。
江口寿史の「ストップ!!ひばりくん!コンプリート・エディション」が
小学館クリエイティブから全3巻で刊行されることが決定した。
1巻が7月17日に、2巻および3巻が今秋以降に発売される。
今回発売される完全版には既刊の単行本や文庫版に
未収録の作品のほか、雑誌掲載時のカラーを完全再現したページが
収められている。表紙はもちろん、江口による描き下ろしだ。
「ストップ!!ひばりくん!」は江口が1981年から1983年にかけて
週刊少年ジャンプ(集英社)で連載していたラブコメ作品。
美少女にしか見えない男の子、
大空ひばりを中心とするドタバタギャグで人気を博した。
(コミックナタリー2009年7月14日 20:22より抜粋)

今となっては懐かしい漫画である。
私の青春まっただなかに連載されていたものである。
青春とは恥ずかしいものである。青春とは赤面することである。
年は正確には覚えていないが、確か1982年頃辺り、
この漫画に登場する、(若者全員が被っている訳では勿論無いにしても)
パナマ帽は確実に流行っていた。
この漫画が発売された週は夏であり、パナマ帽を買った時のことを覚えている。
あの夏、原宿の竹下通り等では、このパナマ帽をどこの店でも売っていた。
確か980円〜1000円だったと思う。
今だから言うが、懐かしくも恥ずかしいのだが、私も思わず買ってしまいました。
(この「思わず」というフレーズは後日北野武がTVで連呼するようになる)
買った時の服装までは完全には思い出せないが、あの頃はTシャツよりも
シャツを好んで着ていたので、プリントされたアロハシャツみたいな
DCブランド系の半そでのオシャレなシャツを着ていたと思う。
靴はコンバースか、プロケッズのバッシュで、靴下は文化屋雑貨店系の靴下か、
DCブランド系の靴下を履いていた。それにEDWIN辺りのジーンズですね。
どこにでもいる高校生でした。(勿論、当時フランスという国に興味は1%もありません)
(今では恥ずかしいことに、サングラスも夏には時々していました)

江口寿史は昔から絵が上手いと思っていた。
25年以上経過した、今でも充分通用する絵であり、とてもセンスが良い。
当時、江口寿史はオシャレで、センスが良いアンちゃんとイメージがあったように思う。
この『ストップ!!ひばりくん!』は確か4巻目で未完結で終わっているし、
江口寿史自身の大人の事情で完結しないまま休止になったと記憶している。
つまり、『ストップ!!ひばりくん!』は未だに完結はしていない。
今の時代にはそぐわないし、未完なら未完もままで良いんじゃないかなと思う。

いつも思うことだが、女と男の違いというか、手術しても誤魔化せないものは
声と尻、腰の大きさだ。これはニューハーフでも女のようにはなれない。
ニューハーフ化する上での最大の難点なのではないだろうか。
声は何とか誤魔化せても、最大の難点は腰というか尻だ。
女の尻は男に比べて、とてもデカイ。あの女の尻、腰のデカさが
女特有の美しいくびれ、美しい曲線を作り出す。
どんな女でさえも、どんな小さな女でさえも、男の尻よりは大きい。
女から見れば、どんなデカイ男であっても女の尻よりは小ぶりだ。

昔の夏は、今よりも暑くは無かったと思う。30度を超えたら猛暑であり、
公園の噴水で遊ぶ子供の映像をまじえた、ニュースになっていた。
滅多やたらには30度を超えなかったと記憶している。
今は、30度超えはむしろ当たり前ですね。

*江口寿史のお気に入りのフレーズはやはり「それだけならまだいいが」

**コーコー時代といえばYO
駅の改札付近で毎日コーコー生の俺らと
すれ違うつーオールバックの婆がいて、
そのオールバックが妙に高いの。
アレは15cmを軽く超えていたと思うんだが。
それでさ、俺らコーコー生はYO
「来た!来た!」
「あの婆がまた来た!」
「見た?アレ見た?」
「今日も高いな〜」
「何センチあるんだYO」
「すげえ!」
「高い!高すぎる!」
「今日も一段と高いな!」
とか皆言い合うんだが、俺も実際すげえ高いなって思って、
必死に笑うのをこらえていたのをまるで昨日の様に思い出します。
(あの当時、あの婆が仮に55歳だとして、もし生きていたら80歳)
あと、コーコーの時と言えば、今でも忘れられないのは、
どう見ても軽く70歳超えだと思われる婆が
黄色のミニスカートをはいているのを目撃した経験だな。
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2009年04月15日

オヤジ向けのH系のマンガのリーダー的存在 『やる気まんまん』

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日刊ゲンダイに連載された横山まさみちさんの漫画
「やる気まんまん」の原稿が盗まれた事件で、
原友美容疑者(26)=窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕=が
古書店に転売した約800枚のうち、約80枚は回収されたが、
大半は愛好家などに売られ、行方が分からなくなっていることが15日、
警視庁練馬署の調べで分かった。
横山さんの長男(50)が経営する「横山プロダクション」
(東京都練馬区)は「いまだに信じられない。なんとか返してほしい…」と訴えている。
同署によると、原容疑者は平成19年ごろ、横山プロダクションが入っている
建物の一部に間借りしていた。
昨年秋ごろ、「神保町の古書店で原稿が売られていた」とプロダクションに
連絡があり、被害が発覚。盗まれた原稿は事務所の書庫に置いてあり、
書庫には暗証番号式のかぎが掛けられていたという。
プロダクションの女性従業員によると、「最近はめったに開けたことがなかった」といい、
同署は原容疑者がどうやってかぎの暗証番号を知ったかなどを調べている。
盗まれたのは約800枚と大量で連載約200日分に当たるといい、
「横山さんは原作を自分流に変えていたので、苦心しながら描いていた」
(プロダクション)という。
同署によると、原容疑者は800枚をわずか数万円で転売。
同署の調べに「酒代が欲しかった」などと供述しているといい、
プロダクションは「今さら言っても原稿は返ってこないが、何とか罪を償って」
と言葉少なに語った。
(産経ニュース2009.4.15 13:21)

「やる気まんまん」は(横山まさみち画、牛次郎原作)
成人向けというか、完全にオヤジ向けのH系のマンガのリーダー的存在である。
生殖活動に必要な、人体のある部分が擬人化されたものである。
男はオットセイで、女は貝系。
ある年齢以上の男なら、誰でも知っていると思う。
こんなマンガは世界に冠たるマンガ大国の我が国、独自のものだろう。
世界には、こんなマンガはないように思う。
外国は基本的に(フランスのバンドデシネを除けば)子供のものだから。
まさか私がこのマンガを語る時代がくるとは思わなかった。
つーか、そういう年になるとは思わなかった。
こういうマンガはオヤジしか似合わない。
オヤジも色々あるが、(梅とかじゃなく)仁丹臭いオヤジというか、
楊枝大好き、シーハー大好き、小指の爪だけ伸ばすの大好きみたいな、
髪型は7.3で整髪料べったりみたいな、革靴は金属のワンポイント入りみたいな、
靴下は(オヤジの王道)究極に薄い靴下でバッチグーみたいな、
そんな本格派のオヤジにこそ似合うマンガである。

こういったオヤジ像は、私が十代二十代の頃に刷り込まれたものだ。
今の年齢で言えば、そうだな。60代後半〜70代の年齢で、私の父の年齢になるかな。
オヤジと言えば、演歌だが、まだ私は演歌を聞いていない。
いつ聴くようになっていくのか、いつ演歌を聴きたくてたまらなくなるのか、と
思っていたが、私の音楽の嗜好に特別の変化は無い。
オヤジが何故、演歌を聴くのかは、それが若い時に聴きなれた音楽で、
それを年をとってからも延々と聴き続ける為だ。
私の若い時の音楽嗜好が今でも続いており、このまま、ラップ、テクノ、コア・・・などを
このまま老人になったとしても聴き続けていくんじゃないかと思う。
ゲームもいまだに好きだ。このまま老人になっても、依然として、ゲームをしていくだろう。
(老人になった経験はまだ無いので、今の時点では明確ではないが)
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2006年07月22日

昔読んだ漫画07 『少年の町ZF』194冊目

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今回は平野仁著 小池一夫原作 『少年の町ZF』
を紹介する。1995年に小池書院(道草文庫)から
刊行された。(全6巻)
少年達が宇宙人?との戦う物語で、
マシスンの「地球最後の男」を思わせる漫画である。
昔、私はワクワクしながら読んだものである。
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2006年02月04日

昔読んだ漫画06 木多康昭著『幕張全9巻』(集英社)

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今回は、集英社の週刊少年ジャンプに
1996年11号〜1997年49号まで連載された、『幕張』を紹介する。
題字通りに、千葉の幕張を舞台にした漫画である。
登場人物は野球部に所属しているが、
野球とは全く関係なく、物語は進行する。
男特有のHな下ネタが多く、男心をくすぐる漫画である。
これは到底アニメ化は不可能であろう。
それが出来るならば、あのアパッチ野球軍ですら、
今、堂々と地上波で放映出来るであろう。
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2005年08月16日

インパクトが有る漫画05 根本敬著 『怪人無礼講ララバイ』他73〜76冊目

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今回、紹介するのは、自ら「特殊漫画家」と称している、根本敬である。
「特殊漫画家」の名の通り、特殊な漫画である。
また「イイ顔のオヤジ」等と言う言葉を生み出した漫画家である。
彼の漫画には、その「イイ顔のオヤジ」ばかり出てくる。
内容は本当に特殊で有り、到底言葉には出来ない程である。
既成概念を打破し、また倫理感を捨てた漫画である。
ここまで人は想像(妄想)出来うるのだというのを体現した漫画家でもある。
この様な漫画は決して万人受けはしないだろう。
また、この漫画は根本敬だけが描く事が出来る世界観である。

『怪人無礼講ララバイ』青林堂より1990年刊行
『心機一転土工』青林工藝舎より2000年刊行
『亀ノ頭のスープ』マガジンハウスより1990年刊行
『Let's go 幸福菩薩』JICC出版より1985年刊行
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2005年08月14日

漫画04 山田花子著 『神の悪フザケ』他 67〜69冊目

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今回は、1992年に自殺した漫画家、山田花子を紹介する。
山田花子はそれほど知名度は(有名漫画家よりは)無く、
また画力も有るとは言えない漫画家である。
しかし、その作品は心の闇、精神の深遠
を描いた作品が多く、読む人を圧倒する。
山田花子は不器用ではあったが、
稀有な作風持った作家であった。
そして、彼女を知る人の記憶に刻み込まれたのである。

嘆きの天使 1993年に青林堂より刊行。
神の悪フザケ 1995年に青林堂より刊行。
からっぽの世界 1998年に青林工藝舎より刊行。
今回書影は無いが他に「自殺直前日記」という著作も有る。

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[タイトル] 花咲ける孤独
[著者] 山田 花子
[種類] コミック
[発売日] 2000-09
[出版社] 青林工芸舎

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2005年08月09日

漫画03 『サルでも描けるまんが教室』全3巻(1990〜1992)63冊目

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今回、紹介するのは相原コージ・
竹熊健太郎著の『サルでも描けるまんが教室』である。
この本は画期的な本で、漫画というものを
徹底的に分析、解題した本である。
いままで漫画の描き方という技術的な面ばかり、
注目され、刊行されていた。
漫画という表現方法を類型化、体系化し、
詳細な考察を論じた本は、この本以前には無かったのである。
しかし、この本は漫画というものを詳細に分析することに
完璧に成功している。

私が『サルでも描けるまんが教室』に出会ったのは、
1989年だったと思う。
当時、この『サルでも描けるまんが教室』は
ビックコミックスピリッツに連載されていた。
初めて読み、私が感心したのは、「パンチラ進化論」であった。
このようなものを考察したものは、いなかったのである。
これは凄いと私は思ったのであった。

後日、単行本化され、私は早速買い求めた。
本当に面白くて、何度爆笑しただろうか。
私の笑いのツボにはまったとみえ、
私は何度も大爆笑したものである。

サルまん 21世紀愛蔵版 上巻 (BIG SPIRITS COMICS)サルまん 21世紀愛蔵版 上巻 (BIG SPIRITS COMICS)
販売元 : Amazon.co.jp 本
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[タイトル] サルまん 21世紀愛蔵版 上巻 (BIG SPIRITS COMICS)
[著者] 相原 コージ竹熊 健太郎
[種類] コミック
[発売日] 2006-0..
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2005年06月18日

好きな漫画02 荒木飛呂彦 『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』

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今回は、荒木飛呂彦を紹介する。
彼もまた私の好きな漫画家の一人である。

荒木飛呂彦との出会いは、
週間少年ジャンプに連載された、「ジョジョの奇妙な冒険」である。
連載が開始された、1986年頃だったと思う。

最初は何となく読んでいたのだが、
忽ち、私は惹きつけられた。
画力、、構成力、ユニークな色彩感覚、
一癖も有る二癖も有る魅力的な登場人物達、
正に奇妙、猟奇的としか言い様のないストーリ、
今までの漫画に無かった、下劣な台詞・・・
その下劣で低俗な台詞こそが、
リアリティを醸し出す。

今までの漫画は「友情」「勝利」等をテーマにし、
予定調和で常に先が読めていたのである。
しかし、この荒木飛呂彦が描く世界は先が読めない。
そして意表を突く。
荒木飛呂彦はエンターテーメントを
完璧に理解している。
「スタンド」という概念を構築した功績は評価出来る。
色んな「スタンド」が有り、
正に想像力の極地をそこにみる事が出来る。

今までの漫画の固定概念を完璧に打破し、
また根底から見事に覆したのである。
これほどのストーリを構築出来る、
荒木飛呂彦は天才である。

また彼は長編だけではなく、
短編作品も完成度が高い。
荒木飛呂彦の作品を
これからも読み続けていきたい。

JOJO6251―荒木飛呂彦の世界JOJO6251―荒木飛呂彦の世界
販売元 : Amazon.co.jp 本
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[タイトル] JOJO6251―荒木飛呂彦の世界
[著者] 荒木 飛呂彦
[種類] ハードカバー
[発売日] 1993-12
[出版社] 集英社

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2005年06月07日

好きな漫画01 楳図かずお 『漂流教室』

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私が好きな漫画家の一人に、
楳図かずおが居る。
人により天才の定義は違うだろうが、
私は彼を天才だと思っている。
楳図かずおは、人間の暗い面、
ドロドロとした情念、人の心の闇を描くのが大変上手い。
嫉妬、羨望、恨み、欲望、恐怖・・・等を描くのが上手く、
特に女心を描く事にかけては、女流漫画家より上手いと思う。

楳図かずおの『漂流教室』(全11巻)は
今まで何度か映像化されたが、
全て失敗に終わったと私は思う。
やはり楳図かずおの世界を表現するのは不可能なのだ。
『漂流教室』は私が小学生の頃に買い、熱心に読んだものだ。
初めて読んでから、もう既に5〜6回は少なくとも読んだと思うが、
画力、カット、台詞等には驚嘆させられるのだ。
画面の構成、物語の伏線等、綿密に考えられている。

妄想により怪物を実体化させる・・・。
念を起動力にし、時間を移動する・・・。
そんな設定を考え出す事が出来る漫画家はそうは居ない。
それも今から30年も昔に・・・。

『漂流教室』は漫画としても、
また創作物としても完成度が高い作品である。
楳図かずおは、本当に凄い漫画家だと思う。
彼は元々怖がりだと言う・・・。
だからこそ恐怖を表現するのが上手いのだろう。
恐怖を知らない者には、
恐怖を表現しようが無いのだから・・・。

楳図かずおという奇才の漫画家、
或いは『漂流教室』『洗礼』『神の左手悪魔の右手』といった、
作品を万人が知っている訳では無い。
彼はブームに成るほどの売れ筋の漫画家では無いし、
また決して稼ぐタイプの漫画家では無いが、
楳図かずおは不滅であり、
時代を超え、世代を超え、人々に感動、驚き、
恐怖を与えるものだと私は信じる。

 *女心を描くのが上手い男性作家に、アメリカの作家、
  ウィリアム・アイリッシュ(コーネル・ウールリッチ)が居る。
  彼も好きな作家の一人である。

漂流教室 (1)漂流教室 (1)
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[タイトル] 漂流教室 (1)
[著者] 楳図 かずお
[種類] 文庫
[発売日] 1998-07
[出版社] 小学館

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