2009年09月06日

『アルベール・カーンコレクション よみがえる100年前の世界』

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フランスの銀行家カーンは20世紀初頭の世界を記録するために、
当時の最新技術を携えたカメラマンを世界中に派遣した…。
アルベール・カーン博物館が所蔵するカラー写真72000点の
コレクションの中から選りすぐりを公開。
(紹介文より抜粋)

今回は、日本放送出版協会から刊行された、
『アルベール・カーンコレクション よみがえる100年前の世界』を紹介。
デイヴィッド・オクエフナ編著 別宮貞徳監訳 税込価格6825円

モンゴルの刑罰は問題である。閉所恐怖症なら悶絶するだろう。
北白川家のお嬢様方は実に美しい。またアイルランドのミアン・ケリーも美しい。
実に見事なコレクションである。実に良い金の使い方である。
日本の金持ちにも見習って欲しいものだが、根本の考えが違うので到底無理だろう。
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2009年05月13日

写真機が発明され、人は裸を撮り始めた 『エロ写真の歴史』

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今回はエロ写真の歴史を丹念にたどり、
その軌跡をまとめた三冊の本を紹介する。
まず最初は、下川 耿史編著『世紀末写真館』
それから下川 耿史編著『日本エロ写真史』
最後に佐久間猛編『エロ写真発掘帳』
三冊とも刊行は青弓社である。
三冊とも内容がかぶることもあるが、
貴重な写真資料が満載の本である。
特に、佐久間猛編『エロ写真発掘帳』は
多くの写真を収録している。
三冊とも収録されている写真群は、
今では決して目の触れることが不可能な写真ばかりである。
フランス人が19世紀の半ばに写真機を発明してから、
それほど時間が経過しないうちに、
人(男)はヌードの撮影を始めた。
フランス、イギリス、ドイツ、それに日本でも・・・。
写真機があり、それに撮影者がおり、
ヌードになってくれる女が居さえすれば、
世界中どこでも撮影が行われた。
特にフランスは、フレンチ(ポスト)カード(つまりエロ写真)の
世界最大の生産、輸出国であり、
世界各地へ輸出され、世界中の男の魅了した。

下川 耿史編著『日本エロ写真』にこのような記述がある。
「ジョージ・レヴィンスキーは『ヌードの歴史』のなかで、
その流行ぶりをこう述べている。二十世紀初頭の数字だけで、
六十億のポストカードがフランスで、数十億がドイツで売られ、
こうした事情はイギリスでも変わりなかった・・・」
(第六話パリ万博とフレンチカードから抜粋)
また『世紀末写真館』にこのような記述がある。
「フランスは伝統的に女の色気を売り物にしてきた国だ。
ファッションの都、モードの都パリ、そして世界一の売春婦の都。
(略)助平系はフランス、というのが欧米の常識であって、
かつては世界中どこにいっても紅毛碧眼の娼婦はパリ生まれを自称していた・・・」
(第二章エロチカ資本主義から抜粋)
このように、フランスはエロの分野でも世界をリードしていた。
(エロ写真、娼婦、歓楽街、男を虜にする、あらゆる分野で世界をリードした)
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2008年08月23日

百年前の世界が蘇る 『アルベール・カーンのカラー写真』

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「銀行家で大富豪だったアルベール・カーンは、
当時開発されたばかりの技術で各国の様子を、
世界で初めて7万2000枚のカラー写真と、
100時間に及ぶ記録フィルム(一部カラー)で残した」
(紹介文より抜粋)

今回は、NHK-BSでも放映された、百年前の写真を取り上げる。
アルベール・カーンが指示して撮らせた、これらのカラー写真には驚異的である。
とにかく綺麗である。アルベール・カーンのカラー写真は鮮明に当時を伝えている。
アルベール・カーンは第一次世界大戦をも撮影させている。
これらの写真は20世紀初頭のフランスである。
アルベール・カーンの金の使い方は良い。
昔から欧米の金持ちは公共の為に私費を投ずる者が多い。
日本の金持ちにも見習って欲しいものだが(日本の金持ちは銭の勘定に忙しくて)
期待するだけ無駄だろう・・・。

ちなみに、これらのカラー写真は、オートクローム(Autochrome Lumiere)と言い、
フランスのリュミエール兄弟によって発明された。
昔からフランスは発明大国であって、兵器等が特に発達しており、
今でもフランス(核保有国)の兵器は世界中に輸出されている。

昨今、くだらないクイズだのSFまがいの歴史番組が実に増えた。
歴史番組にしても、失笑を買うような番組ばかりだ。
その点、NHKは、日本のTV放送局の中でも、
まだまだまともな方だろう。
私は良質のドキュメント、或いは良質の歴史番組だけを欲する。
江戸時代だのエジプトだのインカ・アステカや
ローマの歴史番組ばかりで飽き飽きする。
一生行く機会も無い、行く予定すらない、
エジプトだの中南米の歴史なんて正直どうでもいい。
江戸時代の大奥にしても、どうでもいい。余りにも今の時代から遠すぎる。
その点、20世紀初頭は、それよりもまだ遠くないし、身近に感じる。
あと思うのは、毎年、戦争関係の番組は少なくなってきている。
NHK以外の民放では皆無であった。
この日本で実際に起きた事、その事実だけを伝えて欲しい。
近年、良質の番組はめっきりと減った。嘆かわしい風潮である。
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2006年09月23日

写真07 会田誠『Body Painting with Koe in Stockholm』

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ストックホルムで開かれた「TOKYO STYLE IN STOCKHOLM 2004」で
発表された写真作品。元まんだらけのカリスマ店員にして、
コスプレアーティストとして活躍する声(Koe)ちゃんに会田自ら、
アニメキャラのボディペインティングを施し、現地で撮影したものです。
人体を極端にデフォルメして生まれる日本のアニメキャラクターが、
再びその人体というキャンバスに還され、文字どおり変態しています
。本作は絵画でいうドローイング・バージョン。
夕暮れをバックに哀愁を感じさせます。
(写真紹介文より抜粋)

今回は会田誠の『 Body Painting with Koe in Stockholm』を紹介する。
上記に有る様に2004年に発表された写真で、会田誠らしさ溢れている。
またインパクトが有る。
この感性は万人に受け入れられるとは思わないにしても、
現代日本のアートシーンに、いい影響か悪い影響かはさておき、
何らかの影響を与える事は確かだと思われる。
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2005年10月09日

写真06 ピンナップの女王 『ベティ・ペイジ』

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今回は、1950年代を代表するピンナップ女王である、
『ベティ・ペイジ』を紹介する。
彼女は世界の男を魅了した。
彼女は活躍した時代は、
まだベトナム戦争を知らない世界、
そしてロックがまだ台頭していない時代である。

ベティ・ペイジのサイト
http://www.bettiepage.com/index.php
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2005年09月24日

味が有る写真05 『写真家 Nazif Topcuoglu』

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言葉に表現するのは難しいが、
Nazif Topcuogluの撮る写真は味が有って良い。

Nazif Topcuogluのサイト
http://www.naziftopcuoglu.com/index.html
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2005年08月27日

気に入った写真04 『写真家 David Byun』

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ファッションやコマーシャル・フォトの分野で活躍する、
写真家David Byunの作品である。凄く綺麗で幻想的だと思う。

David Byunのサイト
http://www.davidbyun.com/
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2005年08月23日

印象に残った写真03 山端庸介撮影『呆然と立ち尽くす若い女性』(1945長崎)

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印象に残った写真を紹介する。
多分、私が死ぬまで忘れないだろう。
陸軍報道部員として、原爆投下翌日の長崎に入り、
写真を撮影した山端庸介の貴重な沢山の写真がある。
その写真の中で、この写真が一番印象に残った。

「焼死体のわきに、呆然と立ち尽くす若い女性。
浜口町北端付近(爆心地から南300m付近)」
(この写真の紹介文より抜粋)

写真に写った女性は、8月9日は学徒動員で自宅を離れていた。
原爆が落ち、生き残り、自宅に帰ってみると家は無く、
残骸のみが有るだけだった。
そこに焼けただれた遺体があった。
母親の変わり果てた姿であった・・・。
何故、母親と判ったのかは、母親が着ていた服の柄を
覚えており、覚えが有る服の柄の一部が
焼けただれた遺体に焼け残っていたからである。
余りの事に、女性は呆然としていた。
自宅にやっとの思いで帰ってみれば、
母親が無残な姿になっていた・・・。
ただ、母親の遺体のそばで立ちつくすしかなかったのである。
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2005年08月06日

好きな写真家02 荒木経惟 59〜61冊目

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荒木経惟は私の好きな写真家である。
荒木経惟を初めて知ったのは、
白夜書房の「写真時代」を見てからである。
私が高校時であり、1982年だったと思う。
今となっては、写真時代は豪華な執筆陣である。
その後、写真時代を模した雑誌が竹の子の様に
創刊され、消えていった。
後日、写真時代も官憲により摘発され、廃刊に追い込まれた。
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2005年06月30日

好きな写真01 シンディ・シャーマン(Cindy-Sherman)

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シンディー・シャーマンは
1954年アメリカのニュージャージー生。
ニューヨーク州立大バッファロー校で
専攻を美術から写真に変更。
大学卒業後、1976年にバッファローで初個展を開く。

彼女の写真の被写体は彼女自身だ。
彼女自身がモデルを演じ、メーキャップをし、全て演出する。
彼女の写真には物語が存在する。
まるで映画のワンシーンの様に・・・。

見られる性、女というものを演じ、
また巧妙に演出する写真である。
女というものを、女である彼女の観点から捉えている。
彼女の写真で良いと思うのは、視線である。
人の視線というのは、心の様を如実に表す・・・。
視線、目の表情を見るだけで心理を把握する事が出来る。
彼女の写真は、私の好きな写真の一つである。
posted by zola at 01:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする